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建通新聞社(中部)
2015/12/14

【愛知】東郷町 新諸輪保育園 民間事業者を年度内

 東郷町は、諸輪保育園と上城保育園を統廃合して建設する新諸輪保育園の運営事業者を年度内に選定する。選定された事業者は、保育園の設計段階から業務を行う予定で、事業者の募集は建設用地交渉終了後に行う予定としている。応募の条件は学校法人か社会福祉法人であることとしている。
 新諸輪保育園は敷地面積3779平方bで2階建てを想定している。敷地の一部は用地を取得し、残りは借地となる。開発許可はすでに終えており、地権者との交渉を進めている。敷地は町が造成後、事業者に無償で貸す。
 園舎は鉄骨造か鉄筋コクリート造で、入園者は6カ月児から5歳児まで180〜200人程度となる。園内には子育て支援センターと一時保育も併設し、給食は自園調理を行う。2017年4月の開園を目指す。
 新諸輪保育園開園後、諸輪保育園と上城保育園は解体し、諸輪保育園の敷地は借地のため地権者に返却する。上城保育園の敷地は売却し、将来の保育園建て替え資金に充てる。
 現諸輪保育園は鉄骨造平屋813平方b、敷地面積4000平方b。所在地は諸輪字中市135ノ14。
 上城保育園は鉄骨造平屋809平方b、敷地面積3770平方b。所在地は諸輪字後山1。
 同町は町内8園のうち老朽化している残り4園(音貝、たかね、和合、南部)についても順次改築を検討している。和合保育園が次の改築となる見込み。
 新諸輪保育園の民営化で、16年4月民営化予定の西部保育園、既に民営化している若葉保育園の3園が民営化となる。
 新諸輪保育園の建設地は現諸輪保育園西側。

提供:建通新聞社