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大分建設新聞社
2015/12/12

【大分】36年度には51%、県新エネ導入目標改定へ

 県は、27年度末までに、再生可能エネルギーなどの導入拡大を目指す大分県新エネルギービジョンを改定する。先日、県庁で開いた27年度第2回県新エネルギービジョン推進会議(会長・羽野忠大分大学名誉教授)に、改定素案を示した。
 現行のビジョンは、14年3月に策定、22年度末に改定し、25年度末に27年度末の目標値を改定したが、その目標値は、26年度末に達成している。その後のエネルギー情勢の変化などにより改定する。
 素案は、対象期間を28年度から36年度までの9年間とし、36年度の全体目標は、県内のエネルギー消費量に占めるエコエネルギー導入量の割合(エコエネルギー活用率)を、26年度の26%から51%に引き上げるとしている。
 全体目標を達成するための36年度目標のエコエネルギー導入量(熱量換算)の対26年度比増加率は▽太陽光発電128%▽風力発電414%▽温泉熱発電590%▽バイオマス発電492%▽小水力発電208%▽燃料電池(エネファーム)500%―などと設定している。
 新ビジョンは、県議会への報告や28年1月予定の県民の意見募集を経て、28年3月中に策定する。

提供:大分建設新聞社