日本工業経済新聞社(山梨)
2015/12/11
【山梨】年明けに素案公表 中央市庁舎、市長が表明
中央市は8日、市議会第4回定例会を開会し、田中久雄市長は所信表明のなかで、1月に庁舎整備基本計画素案を公表し、パブリックコメントにより市民の意見聴取を図る考えを明らかにした。
ここまで4回の整備市民検討委員会を開き、検討を重ねてきた市庁舎整備は基本計画策定の最終コーナーに差し掛かる。前回の会合では、配置やゾーニングのほか、全体で19・7億円とする概算整備費や18カ月の工事期間を示す資料を基に意見を交わしたところ。また、2支所庁舎における支所機能以外のスペースは、玉穂は子育て支援の拠点として、豊富は中央公民館の代替として整備する方向が示されている。
また、総合戦略については今議会で素案を示す考えで「住み良さを磨き上げて、子育て世代の定住・流入を増やし、活力あるまちを持続していくことを柱の一つに位置付ける。特性を生かした現実味のある施策を中心に検討している」と述べた。