大野市は、計画中の新たな工業団地の整備について、来年度の候補地の選定を目指している。
整備場所は、中部縦貫道沿線付近を中心に、今後検討を続ける見通し。
同市では、現在活用可能な企業用地が中野・春日野の両工業団地を残すのみとなっている。
中部縦貫自動車道の全線開通や、北陸新幹線福井開業を視野に入れて、新たな企業を誘致するための産業用地の整備が必要。
それを受けて、16年度事業等に関する県への重点要望に、産業団地整備事業補助金の制度拡充などの、十分な財政支援措置と、特別豪雪地域での工場等建設に係る経費補助などの、企業誘致に向けた支援の2点を盛り込んでいる。