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建通新聞社(中部)
2015/12/11

【岐阜】本巣市の庁舎統合事業 長大で検討開始

 本巣市は、庁舎統合検討業務を長大岐阜営業所(可児市)に委託した。履行期間は2016年3月10日まで。
 市は、同業務で市内4カ所に分散している庁舎のうち、根尾分庁舎を除く真正分庁舎と糸貫分庁舎の機能を本巣本庁舎にどう統合させるかの計画案をまとめる。まとめた案を、年明けに立ち上げる市議や有識者らで構成する検討委員会に示す資料とする。また、大建設計(岐阜市)が16年3月18日までの履行期間で、3庁舎を対象とした庁舎利用計画を策定しており、これも検討委員会に示す。
 市によると、本巣本庁舎や隣接する公民館、保健センターの空きスペースを活用するなどで事務スペースが確保できるのかどうか、または増築で対応するかなど、統合の是非を含めて検討を進める。統合となれば合併特例債活用期限の18年度末までに、増築か改修などで事務スペースを確保する考えでいる。
 同市は、04年に本巣町・真正町・糸貫町・根尾村の3町1村が合併して誕生。旧本巣町庁舎を本庁舎、その他の旧庁舎を分庁舎として活用している。統合した場合の2分庁舎の利用方法についても検討課題とされているが、糸貫分庁舎については老朽化が著しくなっている。
 各庁舎の規模は、本庁舎が鉄筋コンクリート造3階建て延べ6623平方b、真正分庁舎が鉄筋コンクリート造3階建て延べ3431平方b、糸貫分庁舎が鉄筋コンクリート造2階一部3階建て延べ2069平方b、根尾分庁舎が鉄筋コンクリート造3階建て延べ3085平方b。

提供:建通新聞社