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日本工業経済新聞社(山梨)
2015/12/10

【山梨】県が総合計画を県議会に提出

 県は、県政の新たな指針となる「ダイナミックやまなし総合計画」を12月定例県議会に提出した。
 新総合計画は、2027年のリニア中央新幹線の開業時と開業後までの本県の姿などを明らかにする「長期的展望」と、20年の東京オリンピック・パラリンピック開催までに実施する施策や事業に関する「アクションプラン」で構成。
 アクションプランは6プロジェクト、21政策を盛り込み、主要事業として@「リニア環境未来都市」の整備A県強靱化計画の推進B地域高規格道路の整備―などを盛り込んでいる。
 新計画では、本県が人口減少や大規模災害への備えなどの転機に直面していることを踏まえ、県が目指すべき地域社会を「輝き あんしんプラチナ社会」とし、@エネルギー供給力A景観・農業力B安心・防災力―を高め、安心して暮らせる地域社会を創り上げることが基本戦略。
 プロジェクトごとの主な政策は次のとおり。
 ◆やまなし創生推進プロジェクト=地方創生の効果的な推進
 ◆基幹産業発展・創造プロジェクト=県経済を牽引する基幹産業の発展。自立・分散型エネルギー社会の構築。産業を担う人材の育成と確保。中小企業の成長と持続的な発展
 ◆地域産業元気創造プロジェクト=地域資源を最大限に活かす観光の推進。豊かな森林資源の利活用。高品質化・販路開拓によるもうかる農業の展開。活気に満ちあふれた農山村の創造。個性あふれる地場産業の振興。にぎわいを生み出す商業・中心市街地の活性化
 ◆まなび・子育て環境創造プロジェクト=スポーツ・文化の振興と魅力の発信
 ◆健やか・快適環境創造プロジェクト=安心して暮らせる地域づくり。魅力あふれる景観・環境づくり
 ◆安全安心・交流基盤創造プロジェクト=災害に強い県土・地域づくり。利便性の高い交通網の整備