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　秋田県由利本荘市は、旧国立療養所秋田病院跡地に整備する総合防災公園のうち、アリーナの建設工事を設備一括で行う「都計第27号」の条件付き一般競争入札を７日に開札、75億４５００万円で佐藤工業・村岡建設工業・長田建設ＪＶに決めた。開会中の12月市議会に諮り、契約を結ぶ。予定価格は75億４６４４万５０００円だった。
　予定地は由利本荘市石脇田尻野地内の約９万６８００平方�bで、アリーナはＳＲＣ一部Ｓ造２階一部３階建て、延べ１万６９６６・86平方�b。電気設備工事一式と機械設備工事一式も一括して施工するとし、工期はことし12月17日から２０１８年６月20日まで。
　この建物は、体育施設と地域コミュニティセンターの複合施設で、メインアリーナはバスケットボールコート４面を確保し、固定席２２６４席、可動席８００席を設ける。ほかに市民向けのサブアリーナと剣道場、柔道場なども配置。コミュニティセンターとしては、会議室や調理室のほか、宿泊兼多目的室を設け、宿泊も可能とする。
　敷地内には別途工事で屋根付きグラウンド（予定工期17年１月〜18年６月）、外構・屋外便所建設工事（同17年６月〜18年６月）も予定。屋根付きグラウンドはＲＣ造一部Ｓ造１６１３・74平方�b、便所はＲＣ壁式造平屋建て、延べ33・39平方�bとしている。
　実施設計は梓設計・アルファ建築コンサルタントＪＶが担当した。

　提供：建設新聞社