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　熊本県生コンクリート工業組合（味岡和國理事長）は、業界のイメージアップと若手技術者の確保を図るため『生コンクリート製造業ガイドブック―コンクリートは人を守る！―』をこのほど発刊した。生コン工場の仕組みや業界が取り組んでいる様々な活動内容を紹介するなど分かりやすくまとめている。生コン業界では全国でも初の取り組み。
　ガイドブックは、Ａ4版で8ページだて。県生コンクリート品質管理監査会議の三井宜之議長（熊大名誉教授）のＱ＆Ａで品質管理に取り組んでいる業界の姿勢を紹介。製造から出荷までの生コン工場のしくみを図解している。工業組合の活動内容にも触れ、現場からの生の声も取り入れた。
　ガイド役として活躍するのは、今回パンフレットを発刊するにあたり誕生させたイメージキャラクター『くまコンくん』。ガールフレンドの『れみコンちゃん』らとともにユニークな設定で読者を生コン業の世界へ誘導している。
　工業組合の河野愛彦専務理事は「今後、様々なＰＲの場でパンフレットの活用を予定している。早速、工業高校や就職ガイダンスなどの会場で配布し、業界の周知に努めたい」と話している。

提供：西日本建設新聞社