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　安城市は、老朽化対策として「和泉保育園」の園舎改築を計画しており、２０１６年１月にも基本設計と実施設計を合わせて委託する予定だ。市では12月補正予算案に15年度〜16年度を期間とする債務負担行為として設計費５２００万円を設定した。
　計画では、園舎の老朽化とともに、周辺地域の開発に伴う入園児童の増加が見込まれていることから、施設の一新とともに拡充を図る。既設の敷地以外の南北の隣接地に市有地があるため、現園舎の規模を拡張して整備する見通しだ。
　また、想定では新しい園舎を建設した後に、既存の園舎を解体する。設計の中で具体的な施設内容とともに、園舎の建設用地を確定するなど詳細を詰める方針。
　整備スケジュールは、16年度末までに設計を完了させて、17年度に建設する計画。18年４月の開園を目指している。
　既設園舎の規模は、鉄筋コンクリート造２階建て延べ８７４平方�b。74年の建設。所在地は和泉町本郷２３７。

提供：建通新聞社