日本工業経済新聞社(群馬)
2015/12/09
【群馬】群設工がフロン漏洩防止の講習会開く
協同組合群馬県機械設備工業会(串田紀之理事長)は8日、前橋市内の群馬建設会館で第一種冷媒フロン類取り扱い技術者講習会を開催した。高圧ガス製造保安責任者などの資格を持つ約75人が受講し、フロンの漏えいを防止するための知見を身に付けた。
冒頭、登壇した新井孝雄理事長代理は「フロンは非常に取り扱いが簡単で、価格も安く多くの場面で使われている。しかし、地球温暖化への影響が大きく、COP21でも話し合われ、少しでも減らそうと取り組みが進められている。フロンを扱う技術者として、ビジネスだけでなく、地球環境の重要性も考えながら漏えい防止をお願いしたい」と呼び掛けた。
受講者は午前午後にわたり環境問題や関係法令、漏えい防止や点検修理のガイドラインなどを学び、最後に修了考査を受験。業界を挙げての地球環境を保護するため、実りある1日となった。