イオンモール(千葉市)が小松市沖周辺地区で計画する大型商業施設「(仮称)イオンモール小松沖新築工事」は、設計・施工ともに鹿島が一括受注し、23日に起工式が執り行われる。
同市沖町区画整理区内の都市計画道路幸八幡線沿いに整備されるイオンモールは本体棟1棟、別棟22棟で構成。建設規模はS造4階建て(塔屋1階)延べ8万3388・51平方メートルで、建築面積は3万3290・82平方メートル。内部には、複合映画館「シネマコンプレックス」や物販店舗、飲食店舗などを配する。敷地面積は12万2623・78平方メートル。17年4月の完成を目指す。
同路線沿いにはヤマダ電機やカーマホームセンター、明文堂書店・TSUTAYAなど商業施設が並び、飲食店も集積している。イオンモールが完成すれば、JR小松駅前の旧大和小松店跡地で計画される複合ビルとともに雇用面も含め、南加賀エリアの経済活性化へ大きな起爆剤となることから、早期オープンに期待が寄せられている。