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　新見市は、分散している課などの集約を目的に南庁舎の新築を計画している。２０１６年１月に工事発注する予定。発注形態は現在のところ確定していない。
　計画規模は、鉄筋コンクリート造３階建て約延べ３７００平方�b（建築面積１４６０平方�b）。１階が保健福祉センター、会議室、２階が執務室、サーバー室、３階が大会議室、倉庫などを配置する。10月の補正予算で庁舎部分の工事費６億８０００万円を計上している。
　場所は、市本庁舎の前に位置する総合福祉センターを解体した跡地。同センターは、１９８１年に建設された耐震基準を満たしていないなど老朽化が著しく維持管理が困難になっているため、分散する山村開発センター内にある建設課や金谷地内にある健康づくり課などを新分庁舎に配置し業務の効率化を図る。
　また、当初は新築する南庁舎内に図書館を配置する案も検討していたが、隣接するまなび広場にいみ内に配置する方針で、内部の改修などを実施する。改修面積は１８５８平方�b。１階がエントランスホール、閉架書庫、２階が一般図書、喫茶コーナー、３階が閲覧室、児童図書コーナーとなる。
　設計は日建設計大阪オフィス（大阪市）が担当。

（提供：建通新聞社）