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県契約検査課は、本年度の４月から10月末の間に県土整備部が執行した入札契約状況をまとめた。10月末までの契約件数（随意契約含む）は１３５５件で、平均落札率は96・３％だった。不調の発生件数は39件で、競争入札１２６３件に対する発生率は３・１％となっている。
10月末時点での全体契約件数１３５５件の発注形態別内訳は、一般競争入札１１１件、指名競争入札１１５２件、随意契約92件。
工種別に見ると、土木一式が６５１件で最も多く、舗装が３２６件、とび・土工・コンクリートが１６６件、電気が82件、塗装が31件で続いている。
１３５５件の予定価格の合計は２５４億５３７４万１０００円。発注形態別の内訳は、一般競争入札が83億３６４３万４０００円、指名競争入札が１７０億８７５万８０００円、随意契約が１億８５４万９０００円となっている。
本年度10月末までの全体平均落札率は96・３％。発注形態別では、一般競争入札が96・３％、指名競争入札が96・２％、随意契約が96・４％となっており、発注形態別の差は小さい。
不調件数39件の原因別内訳は、参加者がなかった一般競争入札２件、競争性がなかった指名競争入札５件、予定価格超過による不落が26件、全者失格が６件だった。
12〜14年度の直近３カ年を振り返ると、12年度は契約件数２５７１件（一般１５１件、指名２１１９件、随契３０１件）に対する平均落札率が95・０％（一般93・０％、指名94・８％、随契97・３％）。不調発生率は３・６％だった。同様に13年度は２８５５件（一般１９６件、指名２４３２件、随契２２７件）の契約で、平均落札率は95・９％（一般94・６％、指名95・９％、随契97・３％）。不調発生率は４・９％だった。14年度は２８７３件（一般１８８件、指名２４６２件、随契２２３件）の契約に対し、平均落札率が96・２％（一般95・１％、指名96・１％、随契97・５％）。不調発生率は３・９％となっている。