日本工業経済新聞社(山梨)
2015/12/07
【山梨】下塩後22号線接続国道に右折レーン 甲州市の12月補正予算案
甲州市は、市道下塩後22号線における本線工事に先立ち、接続する国道411号部分の拡幅工事を行う。12月補正予算案で費用を対応し、2月ごろの発注を目指している。
同予算案一般会計第5号(第4号は職員の現員現給予算として補正)は5億7288万円の追加措置がとられており、2日開会の市議会定例会に上程されている。
このうち土木費には3456万円が盛られ、社会資本整備総合交付金で下塩後22号線改良に対応する。県道白井甲州線から東へ国道411号まで延びる東2工区のうち、接続する国道の右折レーン設置と歩道整備に対応するためL250mにわたり拡幅を行う計画だ。
2工区においては、路線途中のボックスカルバート工や遺跡発掘調査を実施しているところで、来年度には本線への本格着手が見込まれ、病院や商業施設と国道をつなぐ路線として期待されている。
ほか一般会計では、ふるさと支援基金積立金など総務費に2億590万円、県営畑地帯総合整備事業負担金など農林水産業費に4482万円などが組まれている。