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大分建設新聞社
2015/12/08
【大分】最新設備を装備、由布市消防本部が完成
由布市は７日、同市挾間町に建設していた由布市消防本部・消防署の落成式をした。市、消防、工事関係者など約80人が出席。テープカットして完成を祝った。
式典で首藤奉文市長が「東日本大震災、風水害、火山噴火などの自然災害が多い。由布市では40年前に県中部地震で家屋の倒壊があった。各災害から市民の生命、身体、財産を守るためには、消防力のより一層の強化が不可欠。新庁舎は、安全・安心確保のため、耐震構造、デジタル無線、車両位置情報などの最新の設備を備えている。今後、市の防災拠点として、これまで以上に活動が迅速かつ的確にできると期待している」とあいさつ。
来賓祝辞があり、施工者を代表して、藤田三吉新成建設㈱社長が「防災拠点の重要性を認識しながら、業者一丸で取り組んだ。この新消防本部・消防署が市民の安全確保のため、活躍してくれることを祈念する」と述べた。式典後は、出動、ロープブリッジ救出、ほふく救出訓練などが披露された。
新消防本部・消防署の建設場所は、挾間町のイオン挾間店近く。敷地約５７００平方㍍に、庁舎棟がＲＣ造２階建て延べ１８２２・43平方㍍、主訓練棟がＳ造５階建て（高さ17・65㍍）延べ１４３・96平方㍍、副訓練棟ＲＣ造３階建て（高さ11・75㍍）延べ３１４・17平方㍍。総事業費は９億５０００万円で、設計は㈱あい設計大分支社、建築を新成建設㈱、電気設備を河野電気㈱、機械設備を扶桑工業㈱、デジタル無線設備を日本無線㈱大分営業所などが施工した。
施設の特徴は、バリアフリー、ユニバーサルデザインを取り入れ、防災施設の拠点として、大規模地震、災害に耐えうる耐震構造。車庫地下に雨水集積タンク（１００㌧）、太陽光発電による自然エネルギー活用、洗車やホースの洗浄で出る泥や洗剤の分離処理施設などを備えている。
同市では、庄内町にある消防署庄内出張所の改修工事も進めており、27年度末に完成する予定。
提供：大分建設新聞社
式典で首藤奉文市長が「東日本大震災、風水害、火山噴火などの自然災害が多い。由布市では40年前に県中部地震で家屋の倒壊があった。各災害から市民の生命、身体、財産を守るためには、消防力のより一層の強化が不可欠。新庁舎は、安全・安心確保のため、耐震構造、デジタル無線、車両位置情報などの最新の設備を備えている。今後、市の防災拠点として、これまで以上に活動が迅速かつ的確にできると期待している」とあいさつ。
来賓祝辞があり、施工者を代表して、藤田三吉新成建設㈱社長が「防災拠点の重要性を認識しながら、業者一丸で取り組んだ。この新消防本部・消防署が市民の安全確保のため、活躍してくれることを祈念する」と述べた。式典後は、出動、ロープブリッジ救出、ほふく救出訓練などが披露された。
新消防本部・消防署の建設場所は、挾間町のイオン挾間店近く。敷地約５７００平方㍍に、庁舎棟がＲＣ造２階建て延べ１８２２・43平方㍍、主訓練棟がＳ造５階建て（高さ17・65㍍）延べ１４３・96平方㍍、副訓練棟ＲＣ造３階建て（高さ11・75㍍）延べ３１４・17平方㍍。総事業費は９億５０００万円で、設計は㈱あい設計大分支社、建築を新成建設㈱、電気設備を河野電気㈱、機械設備を扶桑工業㈱、デジタル無線設備を日本無線㈱大分営業所などが施工した。
施設の特徴は、バリアフリー、ユニバーサルデザインを取り入れ、防災施設の拠点として、大規模地震、災害に耐えうる耐震構造。車庫地下に雨水集積タンク（１００㌧）、太陽光発電による自然エネルギー活用、洗車やホースの洗浄で出る泥や洗剤の分離処理施設などを備えている。
同市では、庄内町にある消防署庄内出張所の改修工事も進めており、27年度末に完成する予定。
提供：大分建設新聞社
