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建通新聞社(神奈川)
2015/12/07

【神奈川】神奈川県政策局 マリンスポーツ体験拠点 公募型プロポ 

  神奈川県政策局は、「茅ケ崎ヘッドランド・マリンスポーツ体験拠点及びライフセービング活動拠点整備」の公募型プロポーザルを公告した。参加意思表明書の提出を12月10日まで受け付ける。参加者は企画提案書、見積書等を15日までに提出。県は18日に審査会を開き最優秀提案者を25日ごろに特定する予定だ。
 整備場所は茅ケ崎市東海岸南6丁目の茅ケ崎ヘッドランド付近で敷地面積約150平方b。現 況は、サーフ90茅ケ崎ライフセービングクラブの活動拠点として、コンテナ3基(うち1基は2階部分)、倉庫2基が設置されている。
 ここに、マリンスポーツ体験拠点とライフセービング活動拠点を一体的に整備する計画。既存のコンテナと倉庫の撤去は茅ケ崎市が別途実施する予定。
 マリンスポーツ体験拠点の規模は、コンテナハウス2基。1基はマリンスポーツ体験希望者など、施設利用者の受付・総合案内として機能。1基は、マリンスポーツ体験希望者などに貸し出すサーフボード、ウェットスーツ、その他備品などの保管庫として機能する。
 ライフセービング活動拠点では、コンテナ3基をライフセービング活動に必要な水上ジェットスキー、レスキューボードなどの保管庫として機能する。コンテナ1基は、コンテナの屋上に設置して、ライフセーバーの詰所・監視小屋として機能する。また、ウッドデッキ(概ね3b×3b程度)を設置して、ライフセービング活動の作業スペースとして機能する。
 企画提案を求める範囲は、@配置・デザインA施設利用者、付近通行者の安全に対する配慮・工夫B維持管理を容易・経済的にするための工夫C現場における施工計画−など。工期は2016年3月23日まで。
 提案の上限額は1712万4000円(税込み)。プロポへの参加資格は、コンテナハウスの設置実績を有することなど。
 茅ケ崎ヘッドランドは、海岸の侵食を防ぐとともに砂浜の復元を図るために茅ケ崎市が整備した海にT字型に突き出ている人工岬。茅ケ崎の観光名所で、市民の憩いの場ともなっている。
 提供:建通新聞社