笠岡市は、PFI事業で建設する新学校給食センター整備・運営事業の債務負担行為(2016年度から32年度)として、限度額49億6400万円を12月補正予算案で設定した。
同事業は、BTO方式で行う方針で進めており、先立って行った実施方針等説明会には17社が参加。今後、16年1月下旬の入札公告を目指して内容を固めていく。
予定では、3月下旬に入札参加資格審査書類受付締切、5月中旬に入札および提案書受付締切、ヒアリングを経て6月下旬に落札者を決定。9月下旬に契約締結、10月から設計、17年4月から工事に着手、18年3月の完成、4月からの稼働を目指して事業を進めていく。事業期間は2033年3月31日まで。
建設地は大井南42ノ2の市有地約1万0257平方b。このうち施設建設用地約8110平方b、駐車場用地は約2147平方b。施設概要は、2階建て延べ約2600平方bの規模を想定。幼稚園10園と小学校14校、中学校7校を対象に1日当たり最大3900食を提供する炊飯機能を有するドライシステムの学校給食センター。また、アレルギー等対応は50食程度で見学通路、40人収容可能な会議室、35人収容可能な調理実習室を設置する。
PFIアドバイザリー業務は長大岡山事務所(岡山市)。
(提供:建通新聞社)