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北陸工業新聞社
2015/12/04

【新潟】来年度の基本設計着手目指す/新潟市新下所島ポンプ場整備/当初予算計上へ調整

 新潟市は、中央区幸西4丁目地内で計画の「(仮称)新下所島ポンプ場」について、16年度の基本設計着手を目指しており、当初予算に関連経費計上に向け財政当局で調整を進めている。
 都市機能が集積し、現況整備水準(雨量19〜33ミリ/時)が低く、浸水実績も多い万代(未整備区域)・下所島排水区・鳥屋野排水区(一部)の600ヘクタールが対象。新しいポンプ場は雨量50ミリ/時に対応するため、市内最大規模の下山ポンプ場(東区、排水量36・5トン/秒)と概ね同規模のポンプ場(排水量36・7トン/秒)や流入渠、放流渠、雨水幹線などを整備していく方針。事業費は100億円超を想定。建設場所は、新潟地方気象台跡地(さら地、7442平方メートル)で、14年度末に取得した。
 市は当初、15年度で基本設計、16年度から実施設計に入り、18年度から着工し、24年度(平成36)の供用を目指していた。下水道計画課によると、「今後のスケジュールや日本下水道事業団への委託など詳細はまだ固まっておらず、検討を進めているところ」としている。

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