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北陸工業新聞社
2015/12/04

【富山】1400平方メートル規模、3月に入札へ/となみ中央福祉会新油田保育所建設/砺波市が2.3億円補助

 社会福祉法人となみ中央福祉会(砺波市、五島正樹理事長)が引受法人となり民営化される「新油田保育所」について、砺波市は12月補正予算案に建設補助金2億3509万8000円を計上した。
 同保育所は施設が老朽化し耐震性能も満たしていないことから、現在の宮丸地内から三郎丸地内に移転される。定員は200人。延長保育や一時預かり保育など多様な保育ニーズに対応するほか、砺波東部小学校区に子育て支援センターがないことから併設する。民営化による開設は17年4月から。
 計画によると、建設規模は平屋建て1400平方メートル程度。スケジュールでは、16年1月ごろに設計者、3月ごろに施工者を入札する予定にしている。
 民営化は、13年度にまとまった砺波市保育所・幼稚園整備計画検討委員会検討委員会の意見書に沿ったもの。市では、市土地開発公社による用地買収を終え、敷地造成(施工・松本建設)を16年3月18日までの工期で進める。
 となみ中央福祉会は、太郎丸2丁目で、ちゅーりっぷ保育園を運営する。開設は08年3月で、当時の設計は創建築事務所、施工は砺波工業・市堰建工JVだった。

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