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北陸工業新聞社
2015/12/03

【新潟】狭小トンネルの解消など/整備局に事業促進を要望/湯沢塩沢整備同盟会

 一般国道17号湯沢塩沢道路整備促進期成同盟会の田村正幸会長(湯沢町長)と井口一郎副会長(南魚沼市長)らは2日、北陸地方整備局に藤山秀章局長を訪ね、国道17号湯沢・塩沢地域の道路整備促進に関する2分野8項目を要望した。
 同路線は、首都圏と新潟を結ぶ幹線道路。湯沢町と南魚沼市を結ぶ路線としての役割も果たしているが、冬期の交通渋滞や幅員狭小トンネルの解消が課題となっている。
 要望を受けた藤山局長は「地元の声を聞きながら、できる事から始めたい」と応えた。田村会長は「地域経済に大きな影響を与えるのが道路整備。整備局の皆さんの力を借りて取り組みたい」、井口副会長は「整備により防災面が強化されることに期待している」とそれぞれの展望を示した。
 要望は次の通り。
▽道路予算の確保
・必要な道路整備を促進するための予算確保
・安全と安心を支える災害に強い道路整備の促進
▽国道17号湯沢・塩沢地域の道路整備の推進
・石打地区五十嵐入口交差点の改良
・石打地区関山スノーシェッド前後の調査
・幅員狭小・老朽化トンネルの課題解消
・歩道未設備区間の整備(継続)
・一般通行規制区間の防災対策
・湯沢塩沢間新ルートの調査・検討

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