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　２０１５年４月から11月末現在までの８カ月間の本紙掲載「受注市況」による受注総額は、対前年度同期比４・８％減の１０１２億２８８９万円、受注総件数は４０７件減の４３３８件にとどまった（本紙の入札結果欄の総合計）。本紙がとりまとめた県下の建設、コンサルタントをはじめ、大手ゼネコン、共同企業体（ＪＶ）の受注総合計で、今年度は昨年度まで堅調に推移していた増加基調から一転して各月とも総じて減少数値を示し、公共事業・民需の低調感を窺わせている。特に県外受注が23％減少、一方ＪＶ受注は、件数は減少したものの金額は54％増と大幅に増加した。
　鳥取、八頭、中部、西部、日野の５管内の受注総額（ＪＶを除く）では、件数が３７３７件、金額ベースが６０３億２７２８万円で、件数が６・９％減、金額が９・１％減となった。
　各地区の受注件数、総額は次の通り。（）内は前年度同期の件数、金額。
▽総合計＝４３３８件（４７４５件）、１０１２億２８８９万円（１０６３億５２４９万円）。４・８％減。
▽東部管内＝１３３２件（１４１６件）、２２５億１２３９万円（２３４億４８４５万円）。４・０％減。
▽八頭管内＝１７２件（１８０件）、39億７２８７万円（44億３４７７万円）。10・４％減。
▽中部管内＝８６１件（８９８件）、１３１億５３２０万円（１５２億２９４９万円）。13・６％減。
▽西部管内＝１２２３件（１３１２件）、１８１億２３７３万円（２０８億３２３７万円）。13・０％減。
▽日野管内＝１４９件（２０９件）、25億６５０９万円（24億４６９４万円）。４・８％増。
▽県外＝５２１件（６２７件）、２０３億２６３２万円（２６５億９８７２万円）。23・６％減。
▽ＪＶ＝80件（１０３件）、２０５億７５２９万円（１３３億６１７５万円）。54％増。
※各管内の総額は、それぞれ管内に本社を置く業者の受注総額であり、エリア全体の受注量ではありません。県外業者、ＪＶ工事も別途あり、各管内エリアごとの事業量ではないことをご了承ください。