北海道建設新聞社
2015/12/03
【北海道】札幌・北3東4に新商業施設−ファクトリー第3駐車場閉鎖し
サッポロ不動産開発(東京都渋谷区恵比寿4丁目20の3、生駒俊行社長)は、札幌市中央区にある大型複合施設「サッポロファクトリー」の第3駐車場の閉鎖などに向け、札幌市に大規模小売店舗立地法(大店立地法)に基づく変更を届け出た。同社北海道事業本部では、「新たな商業施設の設置を計画しているが、事業主体や駐車場の閉鎖時期などは決まっていない」としている。
北3条通沿いの中央区北3条東4丁目にある第3駐車場は収容台数278台。用途は準工業地域(建ぺい率60%、容積率200%)と、近隣商業地域(80%、300%)にまたがっている。
市が告示した届け出によると、現在の駐車場の収容台数は第1が507台、第2が137台、第3が278台、フロンティア館が462台の計1384台だが、第3の閉鎖により、計1106台へと減少する。入り口は3カ所から2カ所、出口は4カ所から3カ所となる。
第3駐車場の閉鎖に伴い、駐車場全体の出入り口数、収容台数が減るため、来場者がスムーズに入れるよう、案内表示を掲示するほか、イベント時には誘導員の増員や第3駐車場の北側にある旧第4駐車場の臨時使用を検討している。
サッポロファクトリー周辺では、北4東6周辺地区市街地再開発も控えており、街並みが大きく変わりそうだ。