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北陸工業新聞社
2015/12/02

【富山】2000平方メートル以上の実績来月20日まで受付/砺波市新図書館設計プロポ

 砺波市は1日、「新砺波図書館設計業務」を公募型プロポーザルで公告した。
 参加資格は、2000年以降に延べ床面積2000平方メートル以上の実績(JVの構成員含む)。参加表明書は16年1月20日まで、企画提案書は2月10日まで受け付ける。
 新砺波図書館整備計画を踏まえ、▽立地条件・周辺環境▽施設配置計画・ゾーニング▽経済性|について提案を求める。審査の予定スケジュールは、1次が2月25日、2次が3月24日で、3月30日に結果が公表される。審査委員会は愛知工業大学工学部建築学科准教授、富山県土木部営繕課長ら8人構成となる。
 業務内容は基本設計。履行期限は17年3月10日まで。
 業務委託料の上限は3100万円。
 整備計画によると、建設場所は砺波体育センター跡地(幸町)で、敷地面積7494平方メートル。延べ床面積は約3200平方メートル。駐車場約160台(約4000平方メートル)を確保する。蔵書は開館後3年間で30万冊(14年度末・23万6000冊)を目標に掲げる。概算事業費は20億円。
 スケジュールでは、17年度に実施設計に移行。18年度に着工し、竣工は19年度末。オープンは20年夏ごろ。
 現在の砺波図書館は表町にある。建築後40年以上が経過し、老朽化や狭あい化が著しく、交通アクセスが良好な国道156号沿いに移転される。
 事務局は教育委委員会生涯学習・スポーツ課新図書館建設準備班。

hokuriku