福井県は、坂井市春江町布施田新から福井市布施田町における、主要地方道丸岡川西線の布施田橋架替えを伴う道路改良事業について、全体事業費を32億円増額し120億円とした。18年度のバイパス開通を目指す。旧橋撤去を含めた事業完了は、20年度の予定。
増額の内訳は、旧橋撤去が5億5600万円、取付道路が3億9600万円、下部工が14億2600万円、上部工が2億9400万円など。
このうち旧橋撤去については、鋼材の資材単価上昇に加え、仮桟橋の設置期間の長期化などを主な理由としている。
全体事業費に対する進捗率は56・7%(15年度末)。16年度以降の残事業費は51億9033万1000円。
全体事業内容は全体延長1660メートル、道路幅員9・75メートル(車道幅員6・0メートル)、うち一般部1046メートル、橋梁部614メートル(布施田橋)。
これまでに橋台、橋脚合わせて全9基が完成しており、上部工に着手している。16年度以降は取付道路工事等を進め、18年度のバイパス開通後に旧橋を撤去する。