魚津市は11月30日、住吉203番地「(仮称)住吉・上中島・松倉統合小学校木造校舎新築事業設計業務公募型プロポーザル」で、最優秀に東畑建築事務所・鈴木一級建築士事務所JVを選定したと公表した。次点は三四五建築研究所。
審査講評では▽実績および業務実施体制も十分である▽木材調達委員会の開催など木材調達に向けた具体的な取り組みが提案された▽ワークショップなどを通じて、地域と連携して設計する方針が示された▽新しい学校として、夢のある提案がされた―とした。
同事業は、文部科学省が募集する「木の学校づくり先導事業」に選定され、地域の特色を生かした校舎の建設を目指すとともに、今後、木造校舎の建築を行う地方自治体のモデルとなるよう、木の魅力を最大限に活かした木造校舎を新築する。施設概要はW造3階建てで、延べ床面積は4400平方メートル未満。概算工事費は上限17億7000万円。業務内容は校舎新築工事に係る基本設計、実施設計、地質調査、敷地測量各一式。履行期間は16年4月上旬から17年1月ごろまで。17・18年度で施工する(解体含む)。