静岡市は、日本平公園整備事業の観富の丘のゾーンの展望施設について、正式に静岡県と合同で整備するとした。市は、県と11月24日に合意、覚書を交わした。基本実施設計は、県がプロポーザル方式で2015年度内に発注し、市施工分を市が負担する。工事は、市と県がそれぞれ17年度に発注、同年度内の完成を目指す。
合意内容によると、展望施設のうち、展望台(シンボル施設)と前庭を県が、展望回廊を市が施工する。展望台は、迎賓機能を持たせ展示や休憩施設なども整備する。規模や詳細な施設内容は未定だが、県の基本構想策定委員会では3層構造、高さ13b以下の施設としている。
展望回廊は、展望台と一体的施設として、360度見渡せる歩行者デッキを整備する。
提供:建通新聞社
(2015/12/2)
建通新聞社 静岡支社