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　愛知県新城設楽建設事務所は、設楽ダムの建設により水没する設楽根羽線の付け替え事業のうち、「５号橋」の詳細設計に着手した。関係機関との協議などを経て、早ければ16年度の工事着手を目指す。設計業務として長大名古屋支社（名古屋市中村区）に委託、２０１６年３月をめどに詳細を詰める。委託金額は５１７７万円。
　同事業は、設楽ダムの建設に伴い現在の設楽根羽線がダム湖に水没するため、設楽町八橋地内に付け替える。「滝瀬橋」付近を起点に終点となる「大野橋」付近までの延長２・７�`を整備する。道路は２車線で、片側に歩道を備えた全幅10�bで計画している。
　また、対象区間には５号橋（橋長約２００�b）をはじめ６号橋（橋長約15�b）、７号橋（橋長約45�b）、８号橋（橋長約１３０�b）の橋梁架設を計画。このうち、今回の委託では、５号橋の詳細設計と前後の取り付け道路部分の逆Ｔ式補強土壁など構造物の詳細設計を行う。
　同事務所ではこれまでに、起点側で滝瀬橋付近の道路詳細設計、終点側で８号橋と道路予備設計を完了。今後も早期の整備着手に向けた準備を進めて行く方針だ。
提供：建通新聞社