日本工業経済新聞社(山梨)
2015/12/01
【山梨】非構造部材耐震化に1・7億円/南アルプス市補正予算案
南アルプス市は、12月補正予算案を公表した。主な事業のうち建設関連では、中学校など非構造部材耐震化に1億7833万3000円、白根御勅使中学校改築に4466万9000円、桃源文化会館施設整備に2235万6000円などを計上した。
非構造部材耐震化は、八田中、白根巨摩中、櫛形中、白根御勅使中の校舎や武道館、体育館などが対象。国庫補助金の追加があったため、来年度に予定していた同事業を前倒しして行うことを計画した。
白根御勅使中は、築50年が経過し老朽化が見られるため改築工事を予定。設計業務費を予算化した。事業期間は本年度から2018年度までを見込んでいる。対象は、RC造、延床面積約3800u規模で、普通教室及び特別教室棟。1961年度から63年度にかけて竣工した。
桃源文化会館施設整備では、大規模改造に向けた調査を行う。施設の規模はRS造、延床面積5897u。84年に建設された。
このほか、消防広域応援交付金を受けたことに伴い救助隊用装備品(登山靴、エアーテント、トレーニングマシーン、ストレッチマット、エアロバイクなど)購入に775万1000円、道路維持管理(曲輪田44号線改良、白根1号線・廃軌道の舗装打ち換えなど)に2000万円などを盛り込んだ。