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前橋市は、12月定例市議会に上程した一般会計補正予算案へ小学校５校の体育館と、中学校３校の体育館と武道場の吊り天井撤去工事費を計上した。小学校は大規模改修事業工事費１億１５００万円、中学校は大規模改修事業費７億８００万円をそれぞれ追加。中学校の改修事業では、発注済みの粕川中体育館の大規模改修と耐震補強工事費も含めた計上となっている。発注時期については、各学校のスケジュールに合わせた実施となるため、来年度の発注も視野に入れている。
小学校での吊り天井撤去工事は◇城南小◇天川小◇桂萱小◇桂萱東小◇総社小−の５校の体育館で計画。
それぞれの規模は、城南小がＳ造平屋建て、延べ床面積６７７�u。天川小がＳ造平屋建て、延べ床面積６７３�u。桂萱小がＳ造平屋建て、延べ床面積６７６�u。桂萱東小がＳ造平屋建て、延べ床面積６７０�u。総社小がＳ造平屋建て、延べ床面積６４３�uとなっている。設計は、全校で作成済みとなっている。12月補正予算案には、小学校校舎等大規模改修事業費に１億１５００万円を追加しており、当初予算と合わせ、繰越明許費１億５６００万円を計上している。工事は、施設を使用する時期なども考慮して、学校と協議しながら詰めていく。
他方の中学校の吊り天井撤去工事は◇六中◇鎌倉中◇富士見中−の３校で実施する。
六中はＳ造平屋建て、延べ床面積３４０�uの武道場、鎌倉中はＳ造２階建て、延べ床面積５３９�uの武道場、富士見中はＳ造２階建て、延べ床面積２７２２�uの体育館がそれぞれ対象となっている。
12月補正予算案には、中学校校舎等大規模改修事業工事費として７億８００万円を追加。工事費の中には、発注済みとなっている粕川中体育館の大規模改修と耐震化も含まれている。また、繰越明許費には、７億１８４０万円を計上している。
これから発注されるのは、３校の吊り天井撤去工事のみで、学校とスケジュールを合わせながら来年度の発注も視野に検討していく。