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　珠洲市は１２月３日、「（仮称）珠洲市新図書館整備事業基本計画策定支援業務」を開札する。予定価格は１８３万円。
　同業務は、野々江町の市総合病院周辺に整備予定の新中央図書館建設に伴う基本計画の策定をサポートする内容。
　履行期間は１６年２月２９日まで。
　市では、基本計画が固まり次第、基本設計の委託手続きに移行。プロポーザル方式で発注する方針で、年度内に最優秀者を特定するスケジュールだ。
　現在の中央図書館（飯田町）は１９７４（昭和４９）年９月に建てられ、施設規模はＲＣ造２階建て延べ１２１４平方メートル。老朽化が進み手狭であることや、耐震基準を満たしていないことを踏まえ、市総合病院周辺の市有地を活用して移転整備することにした。
　児童館や子育て支援センターを併設するかどうかについては今後、庁内の検討委員会で話し合い、設計に反映させる。１７年度の工事着手、１８年度の開館を目指す。
　今年度当初予算には、地質調査や用地測量などの委託料も含め、計２４８８万３０００円の事業費を盛り込んでいる。