黒部市は、桜井中学校建設事業に伴う体育館の新築工事について、17年度の着工を目指している。
同校(山田新地内)は、築後55年が経過し老朽化が著しい上、中学校再編計画により20年度までに宇奈月中学校との統合が目指されており、現在地で校舎棟、体育館の建て替えが計画された。新体育館の規模は延べ床面積3307平方メートルで、予定工期が18年2月から19年7月まで。設計は創建築事務所が担当。
校舎棟については、10月に安全祈願祭が行われ、17年7月31日の完成を目指す。規模は、RC造一部S造3階建て延べ7086平方メートル。内部には普通教室15室、多目的教室3室、オープンスペース6カ所、各特別教室などが入る。施工は、建築主体が前田建設工業・桜井建設・共和土木JV、電気設備が中西電気・中西電業JV、機械設備が吉枝工業・北陸水道工業JV。
18年度からグラウンドを含む外構工事を進め、20年3月の全体完成を目指す。