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　越前市は２７日、「本庁舎建設基本設計・実施設計業務」について、公募型プロポーザルの審査を実施した結果、佐藤総合計画・寺崎建築事務所ＪＶを最優秀者に特定したと公表した。２６日に審査委員会が開かれた。審査には他に久米・石本都市建築ＪＶ、日本設計・田辺建築事務所ＪＶが参加。次点は久米ＪＶだった。
　府中１丁目１３―７他地係の本庁舎＝写真＝を現在地で建替えるもの。
　今後は設計を１７年度春ごろをめどに完了する方針。同年度の中ごろに着工し、１９年度中の完成を目指す。また、本庁舎の建設に向けて、現庁舎敷地内にある生涯学習センター、市民ホール、東公民館については１６年度中に解体工事を行う。
　「建設基本構想・基本計画報告書案」では、概算事業費は、本庁舎建設工事に約５７億５０００万円を見込んでいる。建設規模は約１万１５００平方メートルで、行政執務機能が９０００平方メートル以内、議会機能が８００平方メートル以内、市民利用機能が２７００平方メートル以内。市民利用機能については、福祉健康センターと機能分担を行うとしている。
　イメージコンセプトは「人をつなぎ歴史をつむぐ賑わい・交流の場」となっている。