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　三重県は、12月補正予算案を県議会本会議定例会に上程した。このうち農林水産部は一般会計で、事業精査による公共事業の減額と合わせて県単公共事業で山地災害への対応で増額するなどの増減で、19億９５０３万円を減額した。事業別に見ると、災害関連の県単公共事業に２億４０３６万円、災害復旧事業に５７８１万円を増額した。
　また、年度内の事業完了が見込めなくなった事業について工法再検討などを行い翌年度に繰り越すため、繰り越し明許費として７億２７６６万円の予算措置を行った。
　一般会計の主な事業予算は次の通り。
・農地費
　▽県単土地基盤整備事業（県内）＝２６１６万
・林業費
　▽県単治山事業〈災害対応による増額〉（津市、松阪市など６市町）＝１億５０１３万
・水産業費
　▽三重の未来を紡ぎ繋げる漁業振興事業（志摩市）＝３２５５万▽漁港・海岸維持修繕事業〈災害対応による増額〉（志摩市、大紀町）＝５５５０万
・災害復旧費
　▽治山施設災害復旧事業〈２０１５年・台風15号治山施設災害復旧事業〉（松阪市、大台町）＝５７８１万

提供：建通新聞社