徳島県は、16億9522万円を追加する一般会計補正予算案を発表した。当初からの累計額は4914億7781万円。安全・安心対策の推進に約15億円、経済・雇用対策の推進に約2億円を充て、災害予防対策の強化や若者の県内企業等への定住促進などの施策を展開する。12月1日から開会する県議会定例会に上程する。
補正のうち、投資的経費は3億2622万円。内訳は補助事業1億1426万円、単独事業2億1196万円。安全・安心な地域医療体制の充実を図るため、徳島赤十字病院日帰り手術センター(仮称)等整備支援事業に1億1426万円を盛り込んだほか、ことし9月の関東・東北豪雨などを踏まえた災害予防対策として、命を守るための大規模災害対策基金を活用した河川浸水予防緊急対策事業に4億5000万円などを確保している。
提供:建通新聞社