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大分建設新聞社
2015/11/28

【大分】市道上で新旧校舎つなぐ、日田市の昭和学園高校 

 日田市日ノ出町の昭和学園高校(草野義輔理事長)は、創立75周年事業の一環で校舎の建替え工事を進めている。16日、市道平和通り線の上を渡るブリッジ(専用歩道橋)の架設吊り足場の撤去作業が終わり、転落防止のために透明の網入りガラスを採用したブリッジが姿を現した。
 新校舎(教室、職員室など)は市道を挟んで現校舎の西側に建替えているが、体育館と専攻科棟は現在地でそのまま使うため、市道上をブリッジでつないだ。ブリッジ工事の架設吊り足場設置作業は市道を全面通行止めし、夜間作業で8月20日から約1週間を要した。市道は歩道を含め幅員は15bだが、ブリッジは将来の市道拡幅にも対応できるように28・5bある。
 工事を請負っている梅林建設梶i大分市)の現場担当者は「架設吊り足場は、交通量が多く、定期バス路線もある幹線道路上にあるので、ビス1本も落下しないよう工夫した。近隣住民の方々に理解と協力をいただくため、あいさつ回りなどをし、説明した。工事全体の進ちょく率は約90%で、順調に進んでいる。12月末には引渡す」と話した。
 同校は、28年4月から新校舎での授業開始を目指している。    

提供:大分建設新聞社