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北陸工業新聞社
2015/11/26

【富山】北陸電力/日本海建興で近く着工/研修センター本館耐震補強/訓練棟、体育館も計画

 北陸電力が計画の「研修センター本館耐震補強および外壁修繕工事」は、日本海建興が受注、近く着工の運びとなる。
 富山市西金屋地内の呉羽山の中腹にある研修センターは、同社専用の施設で、新入社員だけでなく、若手や中堅、管理職といった各世代の節目で行われる研修、実習・訓練などの際に活用。
 ホールや研修室、宿泊室の機能のほか、体育館やグラウンドなど、敷地総面積約4万3500平方メートル、建物延べ床面積約1万6700平方メートルを有し、年間の受講者は延べ約2万人に上る。
 今工事では、1977(昭和52)年11月竣工の本館(RC造4階建て延べ4735平方メートル)を対象とした耐震補強などに取り組む。内容は方杖補強4カ所、筋かい補強16カ所、コンクリート製壁補強2カ所、スリット46カ所。併せて、外壁修繕工事(約2770平方メートル)も実施する。工期が17年3月まで。
 設計は、同社富山支店技術部土木建築チームが担当。
 一方、現行施設のうち、RC造3階建て延べ2055平方メートルの運転訓練棟(79年7月築)とS造1100平方メートルの体育館(79年3月築)、S造一部2階建て延べ1046平方メートルの屋内実習棟(79年3月築)については、旧耐震基準の建物であるため、将来的には耐震補強などの改修工事に取り掛かる見通しだ。

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