三重県農林水産部は、県内4地域の森林計画のうち、「北伊勢地域森林計画」について、現計画(2014年度一部変更)を見直し、16年度から25年度までの10カ年の新たな計画を策定するための手続きを進めている。9日まで計画案を縦覧し、その後に予定する三重県森林審議会に諮り、市町側が県計画に沿って計画案を年度内に策定する。計画案は5年ごとに見直しを行い、そのたびに10カ年計画を策定する。
北伊勢地域森林計画案は、四日市市など6市3町を対象にしており、森林面積は7万8652f(現計画7万8688f)。林道開設は26路線、延長37・7`(現計画 26路線、延長38・5`)、林道拡張(改良)は15路線、58カ所、延長9・1`(現計画16路線、73カ所、延長10・9`)、林道拡張(舗装)は164路線、延長232`(現計画163路線、延長238`)とした。
森林面積では、全体で36f減少しており、特に亀山市が14f減少するなど4市1町で面積が減少した。林道開設では、全体で0・8`減少しており、津市の経ケ峰線で減少している。林道拡張(改良)では、全体で1・8`減少しており、津市の足谷寺広線で減少している。
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建通新聞社