京都市は20日、11月補正予算案の概要を発表した。一般会計の補正規模は1億2000万円。
主なものをみると、保健福祉局で民間保育所整備助成に5500万円を計上するとともに、28年度の債務負担行為として1億2620万円を設定。社会福祉法人このしま保育園(神服一夫理事長)の「このしま保育園」(右京区太秦森ヶ東町50−2・木島神社(蚕ノ社)の境内地)の老朽改築及び定員増を助成する。27・28年度の2ヵ年事業。定員は現行の100人から、29年4月時に30人増え130人となる。
小規模保育整備助成に1700万円を計上。上京区の小規模保育整備(1ヵ所12人)を助成する。28年4月開園。
介護基盤整備助成の繰越明許費に8億5500万円を設定。27年度後半に選定又は選定予定の事業者について、施設整備完了が28年度となるため繰越明許費を設定する。
都市計画局で、まちの匠の知恵を活かした京都型耐震リフォーム支援事業に4800万円を計上。耐震化重点期間の最終年度の27年度において当初予算を上回る申込みが見込まれることから事業費を増額する。