愛知県新城設楽建設事務所は、急傾斜地崩壊対策の新規箇所として「玉ノ木区域」を計画しており、予備設計に着手した。葵コンサルタント(岡崎市)に業務を委託、概略を取りまとめる。2016年度にも詳細設計などに着手する。
同計画は、設楽町田口地内で、住宅家屋などを保全対象として斜面の崩壊対策を実施する。現地は傾斜30度以上の急傾斜地で崩落の危険があるため、地元からの要望に応えて対策を講じる。
今回の委託では、延長60b、山腹面積1万1700平方bを対象に、基準点測量や横断測量、予備設計を行い、最適な工法を検討する。
同事務所では今後、16年度に詳細設計と地質調査、17年度に施工場所の借地手続きなどを行い、18年度の工事着手を目指す。
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建通新聞社