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建設新聞社
2015/11/24

【東北・宮城】仙台市青葉山公園追廻地区の公園センター基本計画を委託

 仙台市は、市を代表する観光名所の一つである青葉山公園の整備を進めており、追廻地区に整備する公園センター(仮称)の基本計画をドーコンに委託している。
 青葉山公園は、仙台城本丸跡を中心とする国史跡指定地区をメーンに、杜の都のシンボル・広瀬川に面する追廻地区と、12月6日に開業する地下鉄東西線の同公園最寄り駅となる国際センター駅と隣接する国際センターおよび周辺から構成される国際センター地区に分かれている。国際センター地区は地下鉄からの公園の玄関口と位置づけ、市内外の来訪者の交流の場として整備を進めている。
 追廻地区は、仙台城本丸跡を有する国史跡指定地区の東側に位置し、追廻住宅やテニスコートがあるところ。公園センターは同地区の北側に位置する片倉小十郎屋敷跡を含む2500平方bに配置。さらに同地区の中央部には、藩政時代の馬場のような広がりを体感できる中央広場や、広瀬川に親しみながら憩うことができる桜の小径を整備。このほか、広瀬川や竜ノ口渓谷といった豊かな自然が残る貴重な周辺環境を生かし、自然散策広場や自然散策路を整備するとともに、老朽化したあずまやや外柵など既存施設の改修、樹林地の間伐・枝払いを行い、良好な眺望を確保する。
 今回整備する公園センターの基本計画は、公園内の管理や情報提供、展示機能などの建物機能や必要施設規模など施設整備に向けた検討を行うための計画を作成するもの。
 今後、2015年度末までに基本計画を完了し、早ければ16年度の基本設計委託を目指している。
 なお、公園整備計画の基礎調査は国際開発コンサルタンツ、基本計画修正等業務は協和コンサルタンツが担当した。

 提供:建設新聞社