全国防災協会(陣内孝雄会長)が東京都で12日に開いた「災害復旧促進全国大会」で、岐阜県の推薦を受けた郡上建設業協会(前田守廣理事長)、下呂建設業協会(今井勝治理事長)、高山建設業協会(大山龍彦理事長)の3協会が、「平成27年度災害復旧および災害防止事業功労者表彰」を受賞した。
表彰は、2014年8月の集中豪雨により発生した災害において、昼夜を問わず災害復旧活動や災害防止活動に尽力した3協会の功績を評価したもの。
3協会の理事長は17日、それぞれの地区を所管する郡上、下呂、高山土木事務所長を訪れ、「われわれの活動が評価されて大変ありがたい」と、受賞の喜びを語った。
受賞の報告を受けた飯島昭憲郡上土木事務所長は「大変厳しい状況の中で災害復旧に協力いただきありがとうございます。災害発生時には、地域の建設業の方々の力が必要。今後も協力してほしい」と要請した。信田亘下呂土木事務所長は「地域を愛する心で、昼夜を問わず応急復旧工事に尽力された功績は大きい。協会の力があってこそ安全安心が確保できる。深く感謝する」と述べた。宮島雅広高山土木事務所長は「迅速かつ的確な復旧を行った結果に対しての受賞で大変喜ばしい。協会員各社が一丸となって工事を進めていただいた。大変ありがたい」と謝意を述べた。
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建通新聞社