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　甲州市は、整備を進めている市道下塩後22号線東２工区について、来年度の本格的工事着手を目指している。
　同路線（Ｌ５５０ｍ×Ｗ17ｍ）は、道路整備のなかで重要課題に位置付けられており、ここまで用地取得を進めてきた。本年度は第１工区としてボックスカルバート工の発注を終えるとともに、２分割してケカチ・大木戸などの遺跡発掘調査を実施しているところ。調査の工期は来年２月で、順調に進めば２０１６年度には全工区にわたっての工事発注の運びとなりそうだ。
　西側にあたる市道下於曽37号線から県道白井甲州線の東１工区（Ｌ３１０ｍ）は13年度に完成。国道４１１号塩山バイパスにまで至る２工区は、病院や商業施設へ通じる路線として早期完成が望まれている。