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　島田市は、新市立島田市民病院の建設基本計画の策定を完了し、10月30日に公表。２０１５年度内に、プロポーザルによる基本設計を担当する事業者の選定を行い、決定する見通しだ。公告時期については、現段階では12月以降を計画している。
　基本設計では、今回まとめられた基本計画を基に、新病院の具体的な設計図などを作成していく。プロポーザルの方式などは、現段階では未定としている。
　基本計画は、原案が８月に公表され、パブリックコメントを実施しており、寄せられた意見を参考に、課題や条件の整理、新病院の機能・規模、配置計画、整備スケジュール、各部門の運用方針、概算事業費等をとりまとめた。
　病床規模は１床当たりの面積を80平方�bとして４４５床程度とすることを決定。これにより、新病院の規模は７〜８階建て延べ３万５６００平方�b程度となる見通しだ。
　建設地は現敷地内の東側駐車場付近とする方針。これにより現在の駐車スペースが無くなるため、新病院建設後に、現在の本館を解体後に駐車場として整備するなどして、スペースを確保する計画だ。目標とする駐車可能台数は９６４台として整備を進めていく考えを持っており、駐車スペースの配置は、立体化なども視野に入れながら設計などで具体的に検討をしていく。開院は20年度を予定している。
　概算事業費は全体で２４７億円を見込んでおり、建設工事関係では土地関連費に１・１億円、設計・監理費に４・３億円、建設工事に１９９億円を計上している。

提供：建通新聞社
（2015/11/20）

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