愛知県豊田加茂建設事務所は、急傾斜地崩壊対策事業の新規整備地区として、豊田市の「須形区域」を計画しており予備設計に着手した。カナエジオマチックス(名古屋市中区)に業務を委託、2016年3月20日を履行期限として概略を取りまとめる。設計とともに危険区域指定などの手続きを進め、早期事業化を目指す。
計画では、豊田市御所貝津町地内の須形区域で住宅などを保全対象に急傾斜地崩壊対策工事を実施する。今回の委託では、延長260bに対して地形測量や横断測量を行い、予備設計で主要工法などを検討する。合わせて、危険区域指定調書を作成する。
同事務所は、今回の予備設計を受けて、16年度に詳細設計や地質調査に着手する予定。17年度以降で用地測量や物件調査、用地の借地手続きなどを進め、工事着手する見通しだ。
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建通新聞社