日本工業経済新聞社(群馬)
2015/11/18
【群馬】日塗装群馬県支部長が塗装ボランティア
日本塗装工業会群馬県支部(藤澤茂支部長)は16日、高崎市寺尾町にある養護老人ホーム松風園で塗装ボランティア活動を行った。
塗装ボランティアは今回で20回目を数え、同工業会が同日を「いいいろ塗装の日」に制定してからは、毎年11月16日に開催される恒例の活動となっている。
今回は県内各地から塗装業者、塗料メーカー、副資材メーカーの22人が参加した。
活動を前に、金井裕実行委員長は「けがのないよう注意して作業してほしい」と呼び掛け、藤澤支部長からは「協力して皆さんで作業にあたっていただきたい」との激励があった。
その後、会員は数班に分かれて作業を開始。養生を丹念に行った後、はけやローラーを使い施設内の玄関ホールや通路、柱など約530uを塗装し直した。塗料には「フォースター」と呼ばれる、人の健康を配慮した水性塗料など9缶を使用。天井と壁面の色の違い、配管の隙間といった細部にも気を配り、鮮やかな手さばきで午後2時には作業が完了した。
松風園の高林満施設長は「これだけ大規模に塗装をしていただき感謝している。施設が新築のようになり、入居者の方々も明るい気分で過ごせると思う」と敬意を表していた。