全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　綾瀬市は、「（仮称）目久尻川親水公園」の新設に向けて、具体的な整備内容を検討する概略設計に着手した。アーバンデザインコンサルタント（東京都新宿区）に委託し、２０１６年２月末までの設計工期でまとめる。16年度以降には整備工事に向けた詳細設計に入り、順次工事を実施する。
　地区特性を生かして目久尻川沿いのせせらぎ広場近辺の緑地や湧水地を親水公園とし、近くの公園とも結ぶ里山景観の創出を図る計画。整備予定地は目久尻川左岸の吉岡１６７０ノ１ほか。対象面積は約２・４�f。計画地の中央を南北に湧水の水路が流れており、東側は緑地帯で西側は湿地となっている。
　現状の自然を保護・活用しながら子どもたちが水辺で遊べる施設を整備する計画だが、今回の設計では住民参加のワークショップを開催して進めていく。また、目久尻川への人道橋の架設や隣接する法面について検討し具体的な整備内容をまとめる。
　提供：建通新聞社