株式会社ユーラスエナジーホールディングス(東京都港区虎ノ門四丁目3の13、稲角秀幸代表取締役社長)は、由利本荘市鮎川、矢島地区で計画する(仮称)東由利原風力発電事業に関し、環境影響評価書の縦覧を開始した。縦覧期間は来月14日まで。評価書によると最大出力41,600kWで、着工は4月、運転開始は30年4月を目指す。
設置する風力発電機は1基あたりの出力が3,200kWで、ローター直径101m、ハブ高79.5m規模。最大13基を設置する計画で、年間想定発電量は由利・矢島地域にある3,214世帯(27年7月31日現在)の年間電気使用量の約8倍となる見込み。整備では土木工事、電力発電機据え付けや電気工事などを行う。試運転は29年12月を予定している。
提供:秋田建設工業新聞社