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　宝達志水町は１６日、「新国民健康保険志雄病院新築工事」の制限付き一般競争入札を行うと公告した。申請書の受付期間は２４日までで、開札は１２月２１日。予定価格は２２億２０００万円に設定されている。
　参加資格は▽建築一式工事の点数が１６００点以上で、電気、空調の点数が１０００点以上あること▽本店、支店または営業所の所在地が県内にあること▽２０００年度以降に元請けとして、延べ床面積６０００平方メートル以上で、病床数７０床以上の病院（免震構造）の新築または増築工事を施工した実績を有すること―など。
　新志雄病院は、築後５０年以上が経過している既存施設（荻市地内）の老朽化の改善や、医療サービスの充実を図るため、旧志雄中グラウンド部分（子浦地内）約１万２０００平方メートルに移転新築する。建設規模はＲＣ造３階・ＰＨ階１階建て延べ５８６６・２４平方メートル。免震構造を採用する。建築本体のほか、電気、空調、衛生の各設備工事も含まれる。
　工事では、ごみ庫（Ｓ造平屋建て４５平方メートル）、駐輪場（Ｓ造平屋建て１２・３３平方メートル）、玄関キャノピー（Ｓ造平屋建て、建築面積８６・５９平方メートル）、外構も整備する。
　病床数は現在の１００から７０（一般３５、療養３５）に縮小され、内科、外科、整形外科、歯科、皮膚科、眼科、リハビリテーション科が入る予定。
　年明けに着工し、１７年３月の竣工、同５月の開院を目指す。
　設計は内藤建築事務所（本社／京都市左京区）が担当。