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建通新聞社(岡山)
2015/11/18

【岡山】瀬戸内市 新火葬場の基本計画 12月までにプロポ外注へ

 瀬戸内市は、2015年度から19年度までの「太陽のまち創生総合戦略」を策定、11日に公表した。
 注目施策としては、生活基盤の整備管理を適切に実施するため、新火葬場の整備を構想している。候補地の絞り込み、建設条件、必要機能や火葬炉基数などの基本計画を策定するため、12月までに指名型プロポーザルで外注する予定。同市は、牛窓町鹿忍に斎場を有しているものの旧邑久町、旧長船町などの住人の火葬は岡山市の西大寺斎場で実施しているのが現状。岡山市も老朽化などから西大寺斎場の今後の在り方を検討しており、両市で協議を重ねている。瀬戸内市単独で火葬場は整備するか、広域的な火葬場として整備するかは今後方針を定める見通し。8月補正予算に基本計画策定業務として1091万円を計上している。
 そのほかの施策は、時代にあった住環境の整備を進めるため、人口減少や高齢化に対応して、コンパクトで利便性の高いまちへと転換していくまちづくりを展開する。具体的には公共施設などの機能の集約化や地域における小さな拠点づくり、JR駅周辺整備などを挙げている。
 生活基盤の整備では、下水道普及率の拡大を目指し、19年度の最終目標値を44・7%、供用開始区域の水洗化率も76・3%とする。
 同総合戦略は、人口ビジョンに掲げた目標人口を達成することを目的とし、国の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」および県の「おかやま創生総合戦略」を踏まえ、「第2次瀬戸内市総合計画」と整合を図りながら策定された。

(提供:建通新聞社)