宮崎建設通信社
2015/11/17
【宮崎】最優秀者に久米設計 市郡医師会病院設計プロポ
公募型プロポーザル方式により「宮崎市郡医師会病院等建替整備基本・実施設計業務委託」の業者選定を進めていた宮崎市郡医師会は、書類審査を通過した5者を対象として、10月21日に技術提案書に基づくプレゼンテーション及びヒアリング審査を実施。このうち、2者による最終審査を11月11日に行い、最優秀者に久米設計を選定した。
宮崎市が防災支援拠点として整備を計画する大字柏原の敷地に、医師会病院のほか▽成人病検診センター▽臨床検査センター▽看護専門学校▽事務局▽院内保育施設―などの関連諸施設を移転・集約し、複合的に整備するもの。現時点に於いて、諸施設を含む全体の計画延床面積を約2万7000m2と想定する。
委託期間は契約予定日から平成30年3月31日まで。基本・実施設計業務委託料の上限は2億4400万円(税込)とする。業務の対象範囲は、前述の施設整備に係る基本・実施設計とするが、工事において設計意図を的確に反映させるため、設計業務の受託者と施工監理業務の随意契約を行う場合がある。
委託業者の選定に際して宮崎市郡医師会は、同様の業務を履行した実績を有する一級建築士事務所を対象に参加表明書の受け付けを実施。書類審査の通過者となった5者を対象に、技術提案書に基づくプレゼン及びヒアリング審査を行い、久米設計と日建設計を対象とした最終審査で、最優秀者に久米設計を選定した。
審査の講評に関して、今後、「宮崎市郡医師会病院等建替整備基本・実施設計業務委託者選定のための公募型プロポーザルの審査講評」を公開する予定でいる。